開幕ローテは、あと2枠-。日本ハム新庄剛志監督(51)が6日、来季の開幕ローテーションは5人と明言した。開幕後は5月に入るまで6連戦がなく、5連戦が最長。指揮官は「最初は5枚(先発5人)を決めていきながら、どれくらい試合をつくってくれているかっていう結果でコーチと話しながら決めていきます」と説明した。

3月29日のロッテとの開幕戦(ZOZOマリン)は、伊藤に初の開幕投手を託すことを公表済み。この日は本拠地開幕戦となる4月2日楽天戦(エスコンフィールド)の山崎福を“予告先発”した。さらにFA宣言せずに残留を決めた「加藤(貴)君も」と3人が内定。まだ12月上旬ながら、必然的に残りは2枠となった。

新庄監督は「山崎君が入って11~12人の先発をホワイトボードに並べた」と明かした。今季頭角を現した上原や侍ジャパンで好投した根本、1年目でポテンシャルの高さを示した金村。さらには北山や鈴木に加えて新助っ人のマーフィーらを開幕ローテ候補に挙げているとみられる。熾烈(しれつ)な競争から、スタートダッシュに欠かせない強固な先発陣を構築する。【木下大輔】