DeNA上茶谷大河投手(27)が14日、夫人に感謝した。横浜市内の球団事務所で1700万円アップの年俸5100万円で契約更改。オフの取り組みとして、体重減に取り組んでいることを明かした。

「シーズン中に結構、太ってしまった。自分でもなかなか気付かなかった」と告白。理想は87~88キロながら、一時は91キロまで増えてしまったという。原因は「(ベンチに入らない)上がりの日にちょっと油断というか…。食事をすごく取っちゃった。その繰り返しで」と分析。体のキレが足りなくなっていった。

そこで、このオフはランニング量を増やしている。「原点というか。キャッチボールもやりつつ、しっかり動かしています。痩せたときの方が、すごく体が動いたので」と目標を明確にし、現在は89キロまで減量に成功した。

今季開幕前に結婚した夫人の存在も大きい。「アスリート向けの本を読みながら、厳しくやってくれてます。炭水化物を減らしたり。食べる量は、そんなに減らしてないんですけど、体重は減って、筋肉量は増えたりしている」と感謝した。

サポートは優しさだけではなかった。シーズン中に打たれると「球が甘い!」と叱咤(しった)もされるという。ただ「そう言われると(映像を)見返したくないんですけど、見返して。『これは甘い』と」。家庭にも心強い“コーチ”がいる。

今季は中継ぎに回り、46試合、5勝3敗4ホールド、防御率2・11を残した。来季は先発復帰への思いも持ちつつ「どこでも投げます」と、さらにチームに貢献する決意を口にした。(金額は推定)

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