日本プロスポーツ大賞の授賞式典が21日、都内で行われ、プロ野球で38年ぶりに日本一に輝いた阪神が特別賞を受賞した。

岡田彰布監督(66)はビデオメッセージを通じ「関西だけでなく日本のプロ野球全体を盛り上げることができた。(この賞は)1年間頑張ったチーム、選手がもらえる。来年以降はもっと素晴らしい活躍をして、プロ野球を盛り上げて、もっと上の賞をもらいたい。来季もよろしくお願いします」とコメントを寄せた。

防御率1・75で最優秀防御率のタイトルを獲得し、セ・リーグ初の新人王とMVPをダブル受賞した村上頌樹投手(25)は新人賞を受賞した。

大賞は3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一に輝いた侍ジャパンが受賞。侍ジャパンの同賞受賞は、初代王者となった06年以来、2度目となった。