DeNA三浦大輔監督が25日に誕生日を迎え、50歳の節目に新たなヘアスタイルを披露することを宣言した。

「リーゼントはやめないけど、1回くらいは違う髪形もやってみたいなと。みなさんも見飽きてきたと思うし、バリエーションも増える」。「ハマの番長」といえばリーゼントだが、50歳を機に新たな髪形にも挑戦する。

「ファンファースト」の指揮官らしく、ファンへの募集も呼びかけた。「ファンの方にも似合いそうな髪形を提案してもらって、その中でやってみたいものがあれば」。「リーゼントができる髪の長さは維持」が条件で、報道陣に対しては「紙面で合成されるなぁ」と笑いながら「やるなら面白そうとか、やってみたいなと思わせるものをね」とセンスに期待? した。

リーゼント定着後は、髪を下ろすかのどちらかで、三浦監督によれば「99年のオフに企画でスポーツ刈りにして、金髪にしたことはある」という。リーゼントのイメージが強すぎ、「髪を下ろしていって、ガッカリさせるのも…」とイベントでは基本的にリーゼントを貫くが、来年のどこかのタイミングで新ヘアスタイルが披露? される。

監督就任4年目の来季は、50歳で挑む勝負のシーズンとなる。「年を取るのは変えられないんで、だったら、かっこよく年をとっていこうよと。大好きな矢沢永吉さんとかもそうだし、年齢って関係ないんだなって。1年1年、どうやって生きていくかの方が大事なんだなと」。かっこよく生き、その先に26年ぶりとなるセ・リーグの頂を見据える。【久保賢吾】

◆三浦監督とリーゼント 入団1年目の92年シーズン途中から始めた。ドラフト6位で入団し「めちゃくちゃ速い球があるわけでもないし、とにかく三浦大輔という名前をアピールするため。目立つために」と、あこがれの矢沢永吉をまねた。それ以降、球団イベントやシーズン中の移動など、公式の場では常にリーゼントで通している。セットに時間がかかりそうだが「10分もかかんないよ」。“不良”のイメージが強い髪形だが、本来は紳士のスタイルだったそうで、温和で礼儀正しい人柄に重なる。

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