日本野球機構(NPB)は28日、年内の業務を終えた。コロナ禍が明け、3月のWBCで優勝、観客動員も戻ったシーズンだった。

井原敦事務局長は満足感を示しつつ、ファーム拡大、独立リーグからのドラフト指名増など裾野の広がりにも言及した。「潮目が変わった印象を持った1年です。来年のシーズンに、いろんな形で出てくるのでは」と、プロ野球誕生90年となる来季に期待した。侍ジャパン井端弘和監督は「プレミア12がある。新しい力が出てきて欲しい」と、来秋の国際大会を見据えた。