東京6大学リーグの明大が6日、東京・府中市の同大グラウンドで24年の練習始めを行った。

30本の外野ポール走が恒例。4冠奪取へ意気込むチームはプラス4の34本をこなし、主将の宗山塁内野手(3年=広陵)は「誰1人欠けずに走り切れたのが良かったです。体力的にはきついですし、そこを声をかけ合いながら乗り切れたので」と強い結束を喜んだ。

華麗な遊撃守備を誇り、今秋ドラフトの目玉とされる宗山には、この日もNPB7球団10人のスカウトが視察に訪れた。年末には母校広陵の練習に2泊3日で参加。気合を注入してきたといい、チームの優勝とともに「打率5割、5本塁打を打ちたいのはあるので。それに加えてチャンスでの1本というのは重要度が今までよりさらに大きくなると思うので、追い求めていきたいです」と最終学年での活躍を誓っていた。