楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)が11日、初ブルペンに入った。楽天モバイルパークの室内練習場で行われた新人合同自主トレ2日目に参加。永井1軍投手コーチが見守る中、捕手を立たせた状態で背番号と同じ17球を投げ込んだ。

傾斜を使った投球は今年初。直球のみだったが、5割くらいの力感でフォームの確認や球筋を意識して投球した。永井コーチからは「まず自分のペースで環境に慣れながら」「焦らないように」などと助言されたという。

力が入りすぎる場面も見受けられたが、手応えもあった。「自分的にも初めての傾斜のマウンドで、心のどこかでやっぱりいい球を投げたいみたいな意識はあったんですけど、15球ぐらい投げて、本当に数球ですけど、いい球というか、自分の理想となる球も投げられていたので良かったと思います」と手応えを口にした。

次回は14日ごろにブルペン入りする予定だという。「もう少し強度を上げられるなら強度を上げたりして、無理ならば変化球を軽めにまっすぐを交えながらっていう感じで考えてます」と話した。

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