オリックスからFA加入した日本ハム山崎福也投手(31)が童心に返った。11日、新たなチームメートや関係者へのあいさつ回りなどのため、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷を訪問した。「小さい頃に父親が(日本ハムで)コーチをやっていたので、その時によく来させていただいていた。(鎌ケ谷に来るのは)それ以来。帰ってきたな、という感じ」と笑みを浮かべた。

日本ハムOBの父章弘さんは91年に現役引退後も04年まで2軍コーチなどを務めていた。「ブルペンで父親が球を受けていたのを後ろで見ていた記憶があります。風呂も懐かしい感じがしましたし、室内(練習場)でキャッチボールしたなという記憶もあります」と当時のことを覚えている。

勇翔寮内にある風呂が懐かしい理由は、子どもの頃に入ったことがあるから。「(森本)稀哲さんと一緒に入った記憶があります。僕、小学校1年生くらいだったんですけど、選手は何人かいた記憶があります」と懐かしんだ。

この日は新人合同自主トレ中の“同期入団”となる細野らルーキーにもあいさつ。「僕自身も、まだまだ新人の気持ちだと思って今年はやっていきたいと思っているので、こちらこそお願いしますという感じで」と思い出の地で背筋を伸ばした。【木下大輔】

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