楽天ドラフト5位の松田啄磨投手(21=大産大)が14日、2度目のブルペンでカーブを多投した。2軍拠点の森林どりスタジアム泉で行われた新人合同自主トレに参加。捕手を立たせた状態で30球投げ「前回に比べて、だいぶ良くなってきたのかなと感じてます」と手応え。「だいぶ力の入れ具合が分かってきたというのと、まだ硬いブルペンに完全には慣れてないですけど、キャンプインまでにしっかり合わせられたらなと思います」と力を込めた。

11日に初めて投球練習した際には直球のみ16球を投げ込んだが、この日は30球のうち14球が変化球。岸の握りを参考にしているというカーブを11球と多投した。「まだ抜ける球が多かった」と振り返りつつ「自分の生命線でもあるんで、カーブは1つの自分の調子のバロメーターというか、(調子を)理解するためにも投げるようにしてます」と狙いを明かした。

次回はオフ明けの17日頃に3度目のブルペン入りを予定している。体の状態を見ながらにはなるが「比較的、あんまり球数は投げないんですけど、もうそろそろ(捕手を)座らせてもいいかなと思うので、そういうふうに考えてます」と話した。

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