ソフトバンク和田毅投手(42)が15日、長崎県営球場で自主トレを公開した。

午前9時頃にグラウンドに姿を見せ、晴れやかな表情でウォーミングアップを行った。その後は球場を離れ、和田の自主トレではおなじみの坂道ダッシュに移行。今年は阪神大竹、西武隅田、ロッテ小島、楽天早川ら他球団の選手を含めた総勢16人で、連日ハードメニューをこなしている。

昼食は、和田が長崎ちゃんぽん専門店「リンガーハット」のキッチンカーを手配。自腹で自主トレ参加中の選手や報道陣、ファンに計300食を振る舞った。和田は自主トレ終了後、取材に応じる予定になっている。

和田に関しては10日時点で、西武側がFAで移籍した山川穂高内野手(32)の人的補償で指名する方針を固めていた。だが、チームの顔であるベテラン左腕の流出に球団内外のハレーション、影響などを熟慮。11日に両球団が話し合い、甲斐野央投手(27)を選び直す急展開になった。