阪神は19日、沖縄・春季キャンプの1軍メンバーを発表した。岡田彰布監督(66)ら首脳陣が兵庫・西宮市内でスタッフ会議を開き、振り分けを決めた。

ドラフト1位の下村海翔投手(21=青学大)は2軍のうるま市具志川でキャンプインする。

阪神で大学・社会人出身の「即戦力ドラ1」の2軍スタートは過去にも例があるが、コンディション不良以外では近年珍しい。

◆08年 白仁田寛和投手(福岡大)は右肩痛の完治を優先させるため2軍スタート。

◆09年 蕭一傑投手(奈良産大)はWBCの台湾代表候補だったため、調整を優先して2軍でキャンプを過ごした。

◆14年 岩貞祐太投手(横浜商大)は発熱による調整遅れのため2軍。キャンプ途中で1軍合流。

◆15年 横山雄哉投手(新日鉄住金鹿島)が左胸鎖関節の炎症により高知・安芸でキャンプインした。

◆16年 高山俊外野手(明大)は前年秋に右手首を骨折した影響で2軍から。すぐに頭角を現し、2月下旬に1軍合流。

◆22年 森下翔太外野手(中大)は右足肉離れのため2軍から。2軍キャンプが1軍と同じ沖縄になったこともあり、新人全7人が2軍スタート。森下は2月中旬に1軍昇格。

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