得意の“コミュ力”がさく裂した。DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21=ENEOS)が22日、神奈川・横須賀市の球団施設DOCKで22年ドラフト1位・松尾汐恩捕手(19)と初対面を果たした。会って早々、度会から「うぇい、汐恩、よろしく!」とあいさつ。ドラ1同士の交流が明るくスタートした。

元々、インスタグラムではフォローしあっていたが、直接の対面は初めて。ともにチームの未来を担う存在として期待されており、度会は「プレーも見てるので素晴らしい選手。すごい真面目な子だなと思いました」と振り返った。2学年下の松尾は「ちょっとびっくりしました。いい先輩だと思います」と面食らいながらも、共闘を心待ちにした。

度会が年上として自ら動いた。「とっさに出た言葉ですけど、年齢的には(松尾が)2つ下で自分から行かないと話しかけにくい。そこは自分のセールスポイントでもあるので、明るくコミュニケーション取れたら」と心優しく導いた。社会人時代から交流のあるイチロー氏にも「食事に今度行きたいです笑笑」とメッセージを送って食事会にこぎつけるなど、コミュニケーション力はピカイチだ。

2月1日から始まるキャンプは沖縄での1軍スタートが濃厚。いよいよ本格的にプロの先輩たちとの交流も始まる。「礼儀の範囲の中ですけど、分からないことは先輩に聞くこともありますし、どんどんいろいろ聞いてプラスにできたら」。礼儀正しく明るくハキハキと。好青年ルーキーが懐に入り込む。【小早川宗一郎】

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