中日は29日、ナゴヤ球場で行ってきた新人合同自主トレを打ち上げた。1軍キャンプに抜てきされたドラフト2位津田啓史内野手(21=三菱重工East)は、「出場するのが第1。しっかりアピールしていきたい」と、2月12日DeNAとの練習試合(宜野湾)出場に意欲。即戦力期待の遊撃手がデビュー戦で存在感を出すことを誓った。

DeNAのドラフト1位は横浜高校時代に二遊間を組んだ度会隆輝内野手(21=ENEOS)。昨年末は一緒に母校にあいさつに出向くなど、連絡を密に取る間柄だ。この日も自主トレの昼食時間にテレビ電話で会話していたという。初戦での再会を希望した津田に、度会の返事は「そうなの?」とあっさり。「(彼は)全然興味がないみたい」と振り返った。「彼を意識してもしょうがない。やるべきことをしっかりアピールして成長したい」と対抗心をちらつかせた。

キャンプでは今季から加入した中田、中島、上林らとも顔を合わせる。「1軍で結果を残されてきた偉大な先輩方もいらっしゃる。聞いて、見て、学びたい」。2月1日から、超吸収で開幕1軍を引き寄せる。【伊東大介】

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