楽天が31日、キャンプ地の沖縄・金武で球団創設20周年のアニバーサリーユニホームを発表し、田中将大投手(35)と小郷裕哉外野手(27)がモデル役を務めた。チームカラーであるクリムゾンレッドに、東北6県の形が一体になったデザインを重ね、チームと東北の絆、つながりを表現。勝利に向かって力強く翼を広げて飛ぶ姿を表すイーグルスロゴには、ゴールデンイエローを取り入れた。

記念ユニホームに袖を通した田中将が、思わずうなずいた。「黄色系の色が好きなんで、クリムゾンレッドとゴールデンイエローということで、僕にとってもすごいラッキーな組み合わせ」と強調。「このユニホームを着て4試合ありますが、すべて勝てるように頑張りたい」と意気込んだ。

小郷は「このデザインが東北6県の形をしているということで、ぜひ自分の出身地を探してみてください」と呼びかけつつ「このユニホームを着て、皆さんと一緒に1つになって大いに盛り上がり、僕たちは勝利と感動を届けられるように頑張りたい」と話した。

20周年サンクスマッチとして5月25日日本ハム戦、6月2日ヤクルト戦、同29日西武戦、7月14日西武戦(いずれもホーム)の4試合で着用する予定。また、対象試合に来場した先着2万人に記念ユニホームが配布される。新たな“勝負服”をまとい、球場一体で無類の強さを発揮する。

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