DeNA度会隆輝外野手(21=ENEOS)が1月31日、“度会スマイル”全開で南国の地に降り立った。ビシッと決めた黒のスーツ姿でキャンプ地の沖縄・宜野湾入り。1日からいよいよ始まる初めてのキャンプへ「元気が一番の持ち味。まずは元気を出して1日でも早くチームの力になれるように頑張りたい」とハッスルを誓った。

元気とともに野球でも存在感を示す。「この1カ月間、野球尽くしというか、野球だけに頭を使って、野球だけで過ごした1カ月間に、そこに集中してやりたい」と邪念を捨てる。どれだけ成長できるか。その1点を追い求める。

最も避けたい負傷離脱への対策と心構えはバッチリだ。沖縄に持参するか迷っていた自作のシーサーは守り神として寮で留守番。代わりに知人から託されたお守りとナマケモノのぬいぐるみを持参した。ケガなく充実した沖縄キャンプになるように、との願いが込められており「お守りにしたい。練習用リュックとかに付けられたら」と近くで見守ってもらう。元ヤクルトの父博文さん(52)にも「体を温めてから動くように」と念押しされた。

キャンプ初日からラストまで笑顔で駆け抜ける。「(初日は)もしかしたら緊張してるかもしれないですけど、できる限り声出して、いつも通り元気出して頑張りたい」。明るく元気よく。球春到来をはつらつと盛り上げる。【小早川宗一郎】

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