日本ハム新庄剛志監督(52)が1月31日、2年連続最下位からの覇権奪回へ早くも優勝旅行先を決めた。1軍キャンプ地の沖縄・名護で全選手、スタッフらが集まって全体ミーティングを開催。

その場で「優勝旅行、どこにしようか。個人的にはラスベガスがいいんだけど、どこにしようか」と切り出したという。その中でモルディブという案も出たそうだが、最終的には「ハワイでしょ」と常夏の島に決定。「やっぱ家族サービス、選手を支えてくれた人への恩返しが大事。あとは彼女サービスも。彼女の力って大事ですからね」と力説した。

さらに、選手たちに伝授したのは「SNSでトラブルが起きた時に、どう対処するか」ということ。昨季はプロ野球界全体でSNSによる誹謗(ひぼう)中傷が問題視されたが、日本ハムの選手も例外ではなかった。「自分のインスタやX(旧ツイッター)で、ものすごく(選手を)たたくメッセージが来た時にプレーに支障が出るならSNSをやめるか、その人をブロックすること」と助言した。

夜にはキャンプイン前日の恒例となった新庄監督主催の花火大会も実施。1000発の花火を見て「最低でもAクラスね。Bクラスはない」とあらためて宣言。本気で頂点を目指す今季は細部を突き詰めていく。【木下大輔】

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