阪神の1軍春季キャンプが1日、沖縄・宜野座でスタートした。

歓迎セレモニーで岡田彰布監督(66)があいさつ。「昨年は宜野座に来て20年で、3回目のリーグ優勝を成し遂げた。今回はリーグ優勝プラス日本一という栄冠を勝ち取りました」と報告。宜野座村長には日本一フラッグのレプリカが贈られ、バックスクリーンのセンターポールに日本一フラッグが掲げられてキャンプを行うことになった。

ファンには「選手の力、フロントの力だけでなく、たくさんの声援をもらったおかげで勝ち取ることができた。昨年の大声援、すごい声援ありがとうございます」と感謝した。さらに「タイガースでは球団史上2年連続優勝、連覇というのがないので、今年の目標は連覇に向かって全員でまい進したいと思います」と連覇を高らかに宣言した。

今年はスローガンを「A.R.E. GOES ON」としたが、「去年はあいさつでA.R.E.を9回も言ったと。僕はそんなにたくさん言った覚えはなかったんだけど、あんまり今年は『A.R.E.』を言わずに『連覇』を第一目標で1年間また戦って行きたい。佐藤輝が良い言葉を言って『アレンパ』と言ったので、たまにアレンパも言います」と以前に絶賛していた佐藤輝明内野手(24)の提案した「アレンパ」も口にすると言い、ファンからは拍手が送られた。

最後には「とにかく目標は1つ。去年よりももっとすばらしいチームを作ってシーズンオフにみなさんと連覇の喜びを分かち合いたい」と再びの頂点を誓った。

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