阪神村上頌樹投手が、ブルペンで今キャンプチーム最多の101球を投げ込んだ。直球に加え、全ての変化球を本格解禁。カーブ、ツーシーム、カットボール、フォーク、チェンジアップとキレのあるボールを連発した。「変化球を確認したくて、球数もいきました。感覚的には良くて、いい状態」とうなずいた。

前日5日の休日を挟んで、練習日はこれでブルペン5連投。カットボールは高めに投げ込み「あそこに投げたら詰まるっていうのもある。それの練習」と目的意識も明確だ。昨年のキャンプと比較し「最初からこんなに高さを意識したりとかはなかった」とレベルアップを実感している。「早い段階でこういう練習ができているので、いいと思います」。練習の合間にはサインにも応じるサービス精神も忘れない。開幕投手候補の調整は順調だ。

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