DeNAドラフト1位の度会隆輝外野手(21=ENEOS)が、今キャンプ初実戦となる10日の紅白戦で「1番右翼」でデビューすることが内定した。この日、三浦監督が鹿児島・奄美でのB班(2軍)キャンプを視察。紅白戦について「もちろん、新人たちも使いますよ。度会は1番ライトの予定です」と起用プランを明言した。

注目のドラ1対決も実現する。先発投手は白組が21年ドラフト1位で3年目の小園、紅組がオリックスから移籍した中川颯の予定。度会は紅組の1番の見込みで、初回の先頭打者で対戦する。バッテリーについては「楽しみにしていてください」と明言は避けたが、22年ドラフト1位で2年目の松尾も出場予定で、起用法にも注目が集まる。

若手にとっては、生き残りをかけた大事なアピールの場となる。B班で調整する宮崎ら実績組はキャンプ終盤にA班(1軍)に合流予定。ファームコーチ陣の推薦も含め、数人の入れ替えが予定される。三浦監督は「人数ははっきりとは決めてないです。決めてる選手もいますけど、ファームからも推薦があれば増えることもある」とアピールを期待した。【久保賢吾】

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