新球種で手応えをつかんだ。ロッテ横山陸人投手は、カウントを数えない5球交代のライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板した。打者4人に対し20球を投げ、安打性の当たりはわずか1本のみ。「しっかり自分の理想としているような形で投げられていた」と振り返った。
オフには都内のスポーツ施設でアドバイスをもらい、昨年まで投げていなかったカットボールを習得中。横手投げ右腕は「オーバースローが投げる真っすぐのような、シュートしないまっすぐ」を理想として練習している。この日はカットボールを3球投げ「自分の理想としている軌道には少しは近づいてきている」と手応えを感じている。
次世代の守護神候補は「1番目指しているのはクローザー。とにかくチームの勝ちに貢献できればいいと思っているので、7、8、9回を勝ちパターンで投げていければ」と意気込んだ。