1番出撃! 阪神佐藤輝明内野手(24)が、今季初実戦で若虎の前に立ちはだかる。

11日の紅白戦(沖縄・宜野座)に紅組の「1番三塁」で先発予定。白組先発門別啓人投手(19)との直球勝負を正面から受け止める構えだ。岡田彰布監督(66)のオリジナル案で、今回の打順は立候補制。日本一の虎の初陣が、特攻隊長テルの豪快な一撃から幕を開ける。

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◆21年紅白戦(2月4日)プロ初の実戦に1番・左翼でスタメン出場した。1回の初打席は先発馬場の前に二塁ゴロ。その後一塁ゴロ、空振り三振。3打席ノーヒットのほろ苦デビューも、豪快なスイングを貫き「あとはしっかり打てるように」と切り替えた。

◆22年紅白戦(2月5日)4番・右翼で出場した2回の第1打席で、藤浪から左翼ポール際へ1発を見舞った。「自分のスイングをすれば、あそこに飛ぶと思います」。3打数2安打1打点と上々の滑り出し。本塁打数の目標を問われ「100本です!」と笑顔。

◆23年紅白戦(2月11日)5番三塁で先発し、一塁ゴロ、空振り三振、四球と3打席2打数ノーヒット。グリップ位置を耳の少し下まで下げた新フォームを試し、バットの出方がスムーズに変化。まずは見極めに徹した。

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