楽天今江敏晃監督(40)の初采配初勝利はならなかった。昨年10月の監督就任後で初の対外試合。スタメンは34歳で野手最年長トリオの岡島、鈴木大、阿部を並べ、最年少は26歳の村林と中堅、ベテラン中心のオーダーを組んだ。途中出場で22歳黒川、ドラフト6位の中島大輔外野手(22=青学大)ら若手を起用。投手陣は全員が20代だった。

0-1の3回2死満塁、村林が1ボールからザバラの153キロ直球を左前にはじき返し、逆転の2点適時二塁打を決める。さらに5回2死一塁では、途中出場のルーキー中島が池田の143キロ直球を中前に運んで「プロ初安打」を放つなど、上々の滑り出しとなった。

しかし、7回に同点に追いつかれると、8回には江越に勝ち越し2ランを浴びて惜敗した。

先発の藤井は3回5安打1失点。後を受けた伊藤茉、西垣はともに1回を無失点も、3回を投げた松井が3失点とつかまった。一方、浅村や島内が不在だった打線は10安打を放った。

【練習試合】日本ハムが楽天に勝利 江越が場外決勝2ラン 今江新監督は初陣飾れず/詳細