阪神佐藤輝明内野手(24)が今季初実戦でチーム初安打を含む2安打発進を決めた。

先着制の希望打順で「1番三塁」で先発出場。高卒2年目で売り出し中の左腕・門別啓人投手(19)を相手に、出ばなをくじく一打を放った。初回、144キロ直球にバットを折られながらも中前へ。直球宣言を受けていたが「積極的に打って、結果、1球で捉えられたのはよかった。僕もしっかり真っすぐをはじき返すっていう感じでできました」とイメージ通り。後続も続き、佐藤輝が生還して先制に成功した。

門別との対戦はこの一度だけ。「多分疲れてると思うし。途中力んでいたので。まだ何とも言えないですけど」としながらも「いいピッチャーだなと思いました」と打者目線で振り返った。

再び先頭で迎えた3回には西純矢投手(22)から左前打でマルチ安打とした。「このまま方向性的にはいいのかなと思うので、このままやっていきたい」。米国仕込みの新フォームで好発進したことを喜んだ。

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