楽天ドラフト1位の古謝樹投手(22=桐蔭横浜大)が、初登板のシート打撃で上々のデビューを飾った。打者11人と対戦。47球を投げ、安打性2本、2四球、2三振の内容だった。球団計測で最速147キロをマークした。「あんまり内容は覚えてないですけど、本当に楽しかったのが第一印象」とプロの打者との初対決に笑顔。「指にかかった真っすぐは通用するんじゃないかなと投げてて思いました」と手応えを示した。

同期対決を制した。「2イニング目」の先頭で、大学時代に対戦がなかったドラフト6位の中島大輔外野手(22=青学大)を迎えた。カウント1-2からの4球目。チェンジアップでタイミングを外し、空振り三振に封じた。中島は前日11日の練習試合・日本ハム戦で一足先に実戦デビューし、安打を放っていた。「(中島が)結構、のろけていたんで」と“暴露”しつつ「絶対、抑えてやろう」と気合が入っていたという。

18日に行われる日本ハムとの練習試合では、対外試合初先発が内定している。「シートバッティングと同じような気持ちでいきたい。本当にいい球もあったんで、それを継続できるようにしたい」。先発ローテ入りを目指し、アピールを続ける。【山田愛斗】

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