阪神期待の2年目、門別啓人投手(19)が今年初の対外試合マウンドで、さっそく快投を見せた。

3回から3番手で登板。黒川を二ゴロ、小深田を右飛で簡単に片付けると、3人目の村林に対する5球目に自己最速に並ぶ151キロを計測。力のある直球で押しまくって空振り三振にしとめた。

4回は島内を一ゴロ、田中和を大きな右飛。ともに初球の直球を打たせた。3人目の茂木は直球でカウントを取り、スライダーで空振り三振。

5回は石原を右飛、渡辺佳を外角149キロで見逃し三振。黒川に内野安打を許したが、伊藤を149キロで左飛に抑えた。

現在のテーマは直球の質を上げること。スピード表示にはこだわらないと言っていたが、充実の取り組みが数字にも表れた。

直球主体の勝負にもかかわらず、危なげなく予定の1イニングを3者凡退に切ってとった。

先発ローテ入りへ、また1歩前進した。

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