中日高橋宏斗投手(21)がオープン戦に初先発した。初回にいきなり先頭田中、田村に連続長打を浴び2失点。2回を投げ、34球2安打1四球2失点で実戦初登板を終えた。

最速154キロをマークした右腕は「真っすぐ以外のスプリット、カットボール、カーブを全部投げたが、カウントも取れ勝負にもなるっていう感覚は自分の中でもつかめた。真っすぐのタイミングが合ってくれば。まだまだ上に行けるかなという感じ」と振り返った。

キャンプイン当初は自主トレに参加したドジャース山本由伸投手(25)を思わせるすり足気味のフォームで投げていたが、打撃投手、シート打撃で結果を残せず、従来型の足を上げるフォームに修正。新フォームでの対外実戦初登板には「ある程度はまとまりが出ていて、しっかりと自分のものにもなってるかなっていう感覚はある。引き続き感覚が良くなるようにやっていきたい」と話した。

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