阪神の春季キャンプが27日に終了し、選手会長の中野拓夢内野手(27)が約1カ月間を振り返った。

練習後に締めのあいさつを行い、最後はマウンドに1軍全選手が集まって一本締めで締めくくった。選手会長として臨んだ初の春季キャンプに「とても充実した1カ月間を送れた。今年はけがなく1カ月間沖縄でキャンプを終えられてほっとしている」と充実の表情で振り返った。

昨季38年ぶりの日本一に輝き、今キャンプは多くのファンが詰めかけて注目度は高かった。観客増を見越して右翼芝生席を設け、防球ネット「アレネット」も設置された。「ファンの皆さんにたくさん足を運んでいただいて、去年以上に人が多かったなと感じる。選手のモチベーションもだいぶ高い状態のまま野球をできたし、チームの状態も良くなってきていると思う」と開幕へも士気を高めている。

球団初の連覇を目指し、「チーム一丸となって、自分が先頭に立ってチームを引っ張って行きたい」と力強く宣言した。

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