侍ジャパンのために来日した欧州代表には野球が副業で本業は別という首脳陣、選手が複数いる。同代表でコーチを務めるブラジルとイタリアの二重国籍を持つルイス・カマルゴ氏が、兼業している面々を明かしてくれた。

まず、マルコ・マッツィエリ監督(61=イタリア)の本業は中古車販売のセールスマン。そして、昨年のWBCでチェコ代表の監督を務めたパベル・ハジムコーチ(52=チェコ)は脳神経系の医師だ。

投手では、昨年WBCにチェコ代表で出場し、6日の試合で登板中に負傷交代となったマルティン・シュナイダー投手(38=チェコ)は本業が消防士。7日の試合で先発予定のマルクス・ゾルバッハ投手(32=ドイツ)は少年野球のコーチを務めている。

野手では、昨年WBCのチェコ代表で大谷から二塁打も放ったマルティン・チェルベンカ捕手(31=チェコ)はセールスマン。同じく昨年WBCに出場したマルティン・ムジーク内野手(27=チェコ)はグラウンドキーパーを務めている。

また、スベン・シュラー投手(28=ドイツ)は軍隊で働いていたという経歴を持つ。

さまざまなバックボーンを持った選手たちで構成されているのが欧州代表だ。

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