侍ジャパンが6投手の継投で完全試合を達成した。先発金丸夢斗投手(21=関大)から中村優斗投手(21=愛知工大)、松山晋也投手(23=中日)渡辺翔太投手(23=楽天)、隅田知一郎投手(24=西武)、最後は種市篤暉投手(25=ロッテ)が2イニングを抑え6投手で15奪三振の完璧な投球で快挙を達成した。試合後の井端弘和監督(48)のインタビューは以下の通り。

 

-継投でのパーフェクトゲームということになりました。いかがですか

「そうですね、先発のね、大学生の金丸投手からいい流れをつくってくれたと思いますんでね。プロの選手も緊張してその後登板したと思いますので、非常に見ていても見応えあったなと思います」

-ベンチの雰囲気というのはどうだったんですか、終盤

「出ていくピッチャーがね、意識して投げてるなっていうふうに感じましたし、その中でね、こういう国際試合でいい経験できたんじゃないかなと思いますので、今後に生きるんじゃないかなと思います」

-改めて、先発をした金丸投手、井端監督が大学生選んだ中でのピッチングでしたけれども、監督は改めていかがでしたか。

「それぐらいのね、投球できるピッチャーであるのは間違いないなと思ってましたので、予告先発、前もって言わせてもらいましたし、いろいろね、今まで経験したことないことをね、あえて試してみましたけど、自分を見失わず、自分の投球が非常にできたんじゃないかなと思いますんで、さらなる成長ができたんじゃないかなと思ってます」

-ゲーム展開は接戦になりました。この試合勝ち切った。これに関しては監督、どんな意味を持ちますでしょうか。

「非常にね、欧州代表の投手がね、動くボールに苦戦した中でですけど、やっぱりね、国際試合というのはこういうことがありますので、点を取れる時に取っていかないと、こういう接戦になってしまうので、ちょっと反省する点はあるんじゃないかなと思って、今後にいかしたいなと思います」

-この秋はプレミア12にもありますが、この2試合、監督、チームとして得たもの、収穫、どんなことになりますか。

「やはり投手だなと思いましたし、どのピッチャーもね、フォアボールっていうのがなかったっていうところで、やっぱり制球力っていうのが非常に大事だなと改めて思いました」

-秋に向けての選考が、またいい意味で難しくなったんじゃないでしょうか。

「そうですね。実績ある選手もいますし、若い選手もどんどん出てきてますんで、非常にね、この1年間、とにかくけがなくレギュラーシーズンをね、乗り切ってもらって、こちらも非常に悩ましてくれるとありがたいなと思います」

-今回は野手もそうですが、本当に若い選手をたくさん選んだ中でしたけれども、選手たちのプレーぶりは監督にはどう映りましたか。

「レギュラーシーズン前の難しい時期だったと思いますけど、ある程度選手も仕上がってきたのかなと思いますので。非常にね、ペナントレース、今まで以上に盛り上がって、いい活躍してくれる選手が1人でも多く出てくるんじゃないかなと思ってます」

-これからいよいよプロ野球シーズンも始まって、そしてこの秋、大きなタイトル、プレミア中にが待っています。最後に監督、一言ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

「12球団どの選手もね、先ほども言った通り、キャリアハイ目指してやってくれるんじゃないかなと思いますんで、今まで以上にね、いいペナントレースを迎えるんじゃないかなと思いますので、皆さんの声援でね、さらに後押ししてもらえれば選手も頑張るんじゃないかなと思いますので、今後ともよろしくお願いします」

【侍ジャパン】完全リレーで欧州代表下す 先発関大・金丸夢斗から6投手継投/ライブ詳細