日本野球機構(NPB)は11日、セ、パ両リーグのアグリーメント改正を発表した。4日の実行委員会で承認されていた。

本拠地球場の広さについて、公認野球規則には明記されていない下限を定める。24年1月1日以降、建造または改修する本拠地球場は、本塁後方からバックストップまで14メートル、左右両翼96メートル、中堅120メートル未満とすることはできない。

両翼、中堅の下限を満たしていない本拠地球場を改修する場合、改修前の最短距離以下に短縮することはできない。

スピードアップについても改正する。試合中、監督、コーチがマウンドに行って指示する場合、セは1分以内、パは監督1分以内、コーチ30秒以内で終えないといけなかった。今季からは両リーグで監督、コーチとも30秒以内に短縮。さらに、昨季までは監督、コーチがファウルラインを超えてから時間を計測していたのを、ベンチを出たところから計測を始める。