阪神村上頌樹投手も万全だ。1点リードの6回から4イニングを1失点。登板直後に同点とされたが、7回に勝ち越し。オープン戦初白星の勝ち投手になった。

「低く投げようという意識で、しっかり投げきれました。低すぎても(坂本)誠志郎さんに止めていただいた。変化球でカウントを取れたし、直球でもファウルを取れて、カウント有利に進められた」

前日12日が雨天中止で2週連続のスライド登板だった。強風もあり、立ち上がりは球が浮いたが、投げるたびに直球、変化球とも低めに決まり出した。7回の2人目から9者連続アウトで試合を締めた。「意識していない」という三振も5個奪い、無四球。「(最初は)甘めの球を打たれたので、しっかり投げきりたい。詰めるところは詰めて」と精度を課題とした。

登板が有力視される本拠地開幕戦の4月2日DeNA戦(京セラドーム大阪)へ、力強く進んでいる。

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