オイシックス橋上秀樹監督(58)が、花角英世知事(65)に“直訴”した。15日、池田拓史社長(42)、投手主将の吉田一将(34)、副主将の小西慶治内野手(25)と県庁を表敬訪問。その席で、ハードオフ新潟の球場使用料について「なんとかお願いします」と訴えた。

今季からイースタン・リーグに参加となり、全140試合を戦い、ホーム戦が73試合と試合数が倍増。当然、球場使用料をはじめ、経費も増える。そこで橋上監督が「我々は新潟県を代表してやろうという気持ちでいます。そこには行政を含め、周りの方々のご理解、ご協力が必要不可欠。知事にお会いする機会はなかなかないので、いいタイミングだと思って直接お願いしました」。花角知事も「わかりました」と答えた。

もちろん、お願いするだけではない。元オリックス吉田のほかにNPB経験者が8人加わり、内容の濃い野球を披露する自信がある。BCリーグ信濃から移籍の小西は「今年のチームができてから毎日楽しい。そのモチベーションを継続して戦っていきたい」、吉田も「最初は壁に当たるかもしれないが、それをぶち破ることで成長していけたら」と意気込んだ。