東京6大学野球の慶大が、春季リーグ戦（13日開幕、神宮）を前にセガサミーと対戦した。プロ通算525本塁打を誇る清原和博氏（56）の長男・正吾内野手（4年＝慶応）は背番号「3」をつけ、「7番一塁」でスタメンフル出場。第3打席で適時内野安打を放った。4打席3打数で1安打1打点1四球だった。

第3打席で泥くさくヒットをもぎ取った。1点リードの5回2死二、三塁で打席へ。カウント2－1から低めの変化球に泳がされると打球は三塁線へ転がり、三塁手がベースの後ろで捕球し、送球した。清原は一塁へ全力疾走を見せ、間一髪セーフ。貴重な追加点を挙げた。

清原はリーグ通算9打数1安打で打点なし。大学2年春のフレッシュトーナメントで、背番号「5」で打点をマークしていた。いずれも公式戦ではないとはいえ、背番号「3」での神宮初打点に笑顔でガッツポーズを見せていた。「どんな打球であれとりあえず打点をあげたかった。めちゃくちゃうれしかった」と話した。

第1打席は2回無死、カウント3－1から直球を捉え、痛烈な打球を右方向に痛烈にはじき返すも右飛に倒れた。

第2打席は4回無死二、三塁の好機で打席へ。きわどいボールを見極め、フルカウントから冷静に四球を選んだ。

第4打席は2点リードの7回無死、初球の直球をスイングするも詰まった右飛に倒れた。

【スタメン】

1（左）村岡　龍（2年＝慶応）

2（遊）水鳥　遥貴（4年＝慶応）

3（三）本間　颯太朗（4年＝慶応）

4（捕）森村　輝（3年＝小山台）

5（中）横地　広太（2年＝慶応）

6（右）常松　広太朗（3年＝慶応湘南藤沢）

7（一）清原　正吾（4年慶応）

8（二）斎藤　快太（4年＝前橋）

9（投）渡辺　和大（2年＝高松商）

【その他のベンチ入りメンバー】

◇投手

小川　琳太郎（3年＝石川・小松）

外丸　東真（3年＝前橋育英）

広池　浩成（2年＝慶応）

竹内　丈（2年＝桐蔭学園）

沖村　要（2年＝慶応）

鷲見　旺宥（1年＝岐阜）

◇捕手

森谷　史人（4年＝福岡・福岡）

坪田　太郎（3年＝慶応）

吉開　鉄朗（2年＝慶応）

◇内野手

今泉　将（3年＝慶応）

二宮慎太朗（3年＝慶応）

上田　太陽（2年＝国学院久我山）

藪本　鉄平（2年＝米子東）

林　純司（1年＝報徳学園）

◇外野手

古野　幹（4年＝岸和田）

権藤　大（3年＝慶応）