阪神の、京セラドーム大阪での不敗神話が崩れた。この試合まではレギュラーシーズン9連勝中だった同球場。しかし初回から、まさかの展開でリードを許した。

今季初登板となった先発村上頌樹投手(25)は初回から失策も絡み3安打を浴びて4失点。昨季、ポストシーズンも含めた先発24試合で初回失点は1度もなかった。3回にも追加点を許し、3回7安打5失点(自責点1)で降板。昨季のセ・リーグMVPが、まさかの結果となった。

打っては初回に1番近本が三塁打で出塁し、2番中野の中前適時打で生還。わずか6球での得点に成功した。7回2死では木浪聖也内野手(29)がDeNA2番手伊勢の初球148キロ直球を捉え、右越えのソロ本塁打。今季初安打をホームランで決めた。8回には3番手ウェンデルケンを攻め立てさらに1得点。しかし、反撃も及ばなかった。

チームは巨人との開幕カードで2連敗を喫しながら、第3戦で初勝利。勢いに乗りたいホーム開幕戦だったが、虎党の期待に応えることはできなかった。

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