早大が慶大戦、いわゆる「早慶戦」に連勝し、20年秋以来7季ぶりとなるリーグ優勝を決めた。リーグ最多となる通算47度目の優勝となる。

春季リーグの優勝は茂木栄五郎(現楽天)らが4年生だった15年以来9年ぶりで、勝ち点5の完全優勝も9年ぶり。

慶大・清原正吾内野手(4年=慶応)の先制適時打で始まった試合だったが、2回に中村敢晴内野手(4年=筑陽学園)と尾瀬雄大外野手(3年=帝京)の適時打で逆転。4回に小沢周平内野手(3年=健大高崎)の本塁打で加点。5回には尾瀬の本塁打の後、さらに安打を集中。雨天中断があったものの、7回終了時点で16安打、9得点と慶大を圧倒した。

プロ野球、メジャーで活躍した小宮山悟監督(58)の就任6年目となる今季は、立大、明大にそれぞれ1敗しつつも勝ち点を挙げ、東大、法大には連勝。勝ち点4の状態で早慶戦を迎えていた。

エース格の伊藤樹投手(3年=仙台育英)に安定感があり、さらにリリーフで起用された安田虎汰郎投手(1年=日大三)が独特なチェンジアップを武器に相手打線を封じ、相手校へ傾いておかしくない流れを着実に切っていった。

打線でも主砲の印出太一捕手(4年=中京大中京)がリーグ打点トップ、1番打者の尾瀬がリーグトップの打率でけん引。早慶戦1回戦では不振に苦しんでいたプロ注目、吉納翼外野手(4年=東邦)が2本塁打を放つなど、試合を重ねるたびに力強さを増した。

早大は10日から神宮、東京ドームで行われる大学選手権に出場する。