好左腕対決で勝利をつかんだ。楽天早川隆久投手(26)が、開幕から無敗だった西武のドラフト1位ルーキー武内夏暉投手(22)との投げ合いを制した。7回102球、5安打2失点。5連勝でチームトップタイの6勝目を挙げた。球団左腕初の10試合連続でクオリティースタート(QS=6回以上、自責点3以下)をマークし、26歳初登板で白星を手にした。

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お立ち台に上がった早川が、落ち着いた口調で主砲に感謝した。無敗の西武武内とのマッチアップを制し、5連勝でチームトップの6勝目を挙げた。「浅村さんありがとうございますって感じです」。2点を追いつかれた直後の7回裏に浅村が勝ち越し弾を決め、勝利が転がり込んできた。青山投手コーチと話しており、打った瞬間は見ていなかったというが、殊勲の4番がベンチに戻ってくるとハイタッチして喜んだ。

踏ん張った。7回無死二、三塁から野村大に2点適時打を浴びたが、後続のコルデロを二ゴロ、炭谷を遊直、松原を空振り三振に仕留めた。この回限りで降板。7回2失点で10試合連続のQSを達成も「役割として全うできていると思いますけど、自分の中では8回ぐらいまでいきたかったなというペースではあった。ちょっと課題には残るイニングだったと思います」と悔しがった。

験担ぎで髪を伸ばし続けている。はさみですいて整えるなど最低限のケアはしているが「5月頭から自分自身に負けがついてないので」と説明。伸ばし始めてから無敗だが、今後は「夏場に熱中症にならないように髪を切るか切らないかっていうところですけど、今は伸ばしていければと思います」とちゃめっ気たっぷりだった。

6日に26歳の誕生日を迎えた。登板翌日の13日は姉奈々見さんの28歳の誕生日だという。「誕生日プレゼントとしてウイニングボールを渡せればいいかなと思います」。試合後も大事そうに勝利球を握った。

前半戦はあと1試合の登板が見込まれるが、すでに昨季の6勝に並んだ。「2桁勝利っていうところをまず目指していくには、今週も勝てたので、来週も勝って7勝ぐらいでオールスターをまた折り返していければなと思います」。チームの勝ち頭として連勝街道を突き進む。【山田愛斗】

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