阪神森下翔太外野手(23)が母校の甲子園出場に刺激を受け、先輩撃ちで後半戦の会心発進を目指す。24日の神奈川大会決勝で東海大相模が横浜を破り、5年ぶり12度目の聖地切符をつかんだ。2点を追う8回に4得点で、劇的逆転勝利した後輩たちの姿を映像で焼きつけた。「逆転すると思っていたけど、しっかり(点を)取ってくるのはさすがだなと思います。高校の時はかなり野球に全てを注いでいたので、その時を思い出したりしましたね」。がむしゃらに白球を追った高校時代の自らに重ね、後輩たちから力をもらった。

後半戦は先輩撃ちで波に乗る。26日の中日戦の相手先発は、同校で3学年上にあたる小笠原。新人の昨年は8打数5安打と打ちまくったが、今季は6の1に抑えられ、チームも今季2試合の対戦で15回を0封されている。「速球も強いけど、チェンジアップだったり大きな変化がある。軌道を頭に描きながら」としっかり対策を練って挑む。

この日は甲子園でフリー打撃を行い、その後は室内練習場でもおかわりを敢行。前日23日はポール間を走り込み、アルプス席でも階段ダッシュに励むなど、精力的に動いた。2軍落ちも味わうなど、不振に終わった前半戦の巻き返しにかける思いは強い。「後半戦の最初は大事。どのチームもまたここから頑張ろうと絶対なってくる。そこを勝ち切れたら、なおかつ結果も出たらすごく乗ってくると思います」。東海大相模魂を前面に押し出し、チームの逆襲を引っ張る。【村松万里子】

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