日本ハム清宮幸太郎内野手(25)が試合中に球団を通じて発信したコメントが全てを物語っていた。「エラーはするし、初回はチャンスで凡退するし、絶対に絶対にやり返してやろうと思っていました」。
この日は出場17試合ぶりの3番スタメン。相手先発が今季2本塁打と相性のいい西武松本で、新庄監督も清宮を4番から“昇格”させて臨んだ試合だった。
ただ、1回は攻守で指揮官の期待を裏切っていた。1死二塁の先制機で初球をミスショットして捕邪飛。守備では一ゴロ併殺打を狙うも二塁へ悪送球(記録は失策)。広げたピンチは味方がカバーしてくれた。
やり返したのは3回。1死一、二塁で松本から2試合連発となる先制10号3ラン。新庄監督から愛あるイジりとして人さし指だけ出す“指タッチ”で出迎えられた清宮は満面の笑み。8月7本目のアーチで3年連続2桁本塁打もクリア。ミスしたままで終わらない。7年目の覚醒の理由が詰まった“清宮劇場”だった。



