明大が延長戦を制し2勝1分けで勝ち点を2に伸ばした。

9回に同点に追い付かれ、迎えた延長10回。先頭の木本圭一内野手(3年=桐蔭学園)は「高めを打つのが得意なので、真っすぐを打っていこうと思っていた」と、狙い澄ました一打は左翼スタンドへ吸い込まれ、決勝打に。7回には2死二塁から右中間への先制打。「最近、調子が悪くチームに迷惑かけていた。どうしてもかえしたかった」。勝ち点をかけた大事な一戦で、全打点をたたき出し、結果を残した。

いつも木本の隣には、ドラフト1位候補の主将・宗山塁内野手(4年=広陵)がいた。「参考にする部分が多いので。練習中からよく見ているんです」。誰よりも近くで観察し、大学ナンバーワンと言われる守備のリズムに合わせた。打撃でも一番のお手本だ。「まねできるものじゃないので」と、苦笑いを浮かべるが、今秋は積極的に打撃のアドバイスも求めた。「ちょっと前に突っ込んでいたので、『その場で回転するイメージで』と話をしてもらった。今日の二塁打とホームランは宗山さんのおかげ。かっこいい先輩。尊敬してます」と感謝した。

この試合、宗山は4打数1安打。得点に絡む活躍はなくとも、宗山を慕うチームメートが活躍する「チーム宗山」の勝利といっていい。「もう1度、みんなでフォームを見直して、打線でつないでいきたい」と宗山。チーム力を最強の武器に突き進む。【保坂淑子】

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