CSファイナルステージ3連敗で敗退が決まった日本ハム新庄剛志監督(52)が、自身の去就について言及した。「今後、僕がどうするかはドラフト会議が終わったときにしっかり答えを出します。ちょっと待っといてください」。球団は続投要請を行う方針を固め、内々で本人にも伝わっているが、この日は受諾するか否かは明言せず。球団幹部も「今日は何もないです」と試合後に説明し、正式要請も後日となった。

しばし、熟考する。24日に都内で開催されるドラフト会議に、新庄監督は「行きます」。来季へ向けて重要な補強手段でもあるドラフト会議に出席するだけに、続投を決断する可能性は高い。ただ、それまでに頭の中を整理する時間を球団からもらった形だ。22年の監督就任以降の3年間の振り返りも含め、来季へ向けた自分の気持ちを確かめた後に「答えます」と言った。

就任3年目のシーズンは、自身の去就を決める要素の1つだった「完全燃焼」はできなかった。リーグ王者のソフトバンクにスイープを許して終戦。「シナリオ通り行かなかったですね。まだまだ…凡人やね。もう少し盛り上げたかった」。この日も4番山川、5番近藤を止められず、ミスも失点に直結した。「盛り上げられなかったことの悔しさは、強烈にあります」と素直な気持ちを吐露した。

選手たちも強烈に抱えた悔しさは、采配を振った「全て僕のせい」。かわいい選手たちには「成長度は12球団ナンバーワンですよ」と褒めたたえた。足りなかったのは「そりゃ経験が違いますもん。顔ぶれ見たら分かるでしょ。レベルの差は、すごい感じた。ファイターズの選手も今そういう経験をしている途中なんで、こういう時期が必ず来る」。この数日間で4年目のシナリオを描けたら…答えはおのずと出る。【木下大輔】

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