西武のドラフト5位ルーキー、篠原響投手(18)が7日のロッテ戦(ベルーナドーム)で先発投手として1軍デビューする。

ここまでを見守ってきた小関竜也ファーム監督(49)は「プロの1軍の打者がどう反応してくるかとか、いろいろなことを感じてほしい。思い切ってやってくれればいいなと思います」と期待した。

最速154キロ、打者72人連続無四球…と高卒1年目とは思えない数字を2軍イースタン・リーグでマークしてのデビューになる。

「合同自主トレを見た時から、とにかくいいキャッチボールをするなっていう印象。ブルペンを見ても非常にいいバランスでいいボールを投げていて」

小関監督が衝撃を受けたのが今年2月13日、春野キャンプで行った篠原の打撃投手デビューだ。

投手優位の季節とはいえ、22年ドラフト1位の蛭間を直球で押し込み、4球連続ファウル。結局左打者3人に60球超を投げ、安打性はわずか3本だった。

小関監督は球審後ろの位置で見つめていた。思い出したのは26年前のこと。

「昔(松坂)大輔がプロに入ってきた時、ちょうど最初のフリー打撃で打席に立ったんだよ。その時と雰囲気が似てる。投げ方もリズムも」

イースタン・リーグが開幕しても、松坂氏と重なったほどの素質がどんどんと花開いていく。

「とにかく、プロで何年もやっているような感じで普通に試合を作れるのがすごい。投げるたびにちょっとした課題はあったけれど、こっちも高いレベルをどんどん要求したほうがいいなという気が何となくして。そういう課題を投げかけると、次の登板までにけっこう修正して、つぶして投げてくるんですよね。それでいてゲームの結果にもこだわりながら」

小関監督は「本当に順調に投げてきています」と総括する。言葉はシンプルながら、高卒1年目の投手への最大級の賛辞といえる。【金子真仁】

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