米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20)がソフトバンクから1位指名を受け、米ジョージア大の石川ケニー投手(21)がオリックスから6位で指名を受けた。長い歴史のあるドラフトにおいて、米留学中の日本人選手が1年に2人支配下指名を受けるのは史上初。いまや日本人トップクラスのアマチュアは活躍の場を求めて海を渡る。グローバル化がより鮮明となった。

ドラフトが近づくにつれて、佐々木を巡る去就は慌ただしかった。今年4月には巨人、西武などNPB3球団の幹部が「極秘視察」に訪れるなど、水面下で獲得に向けて動く球団は少なくなかった。来年7月のMLBドラフトでも指名対象で、米球団が指名する可能性もある。支配下指名の貴重な1枠を使ってまで獲得に乗り出す必要があるか、否か-。各球団によって対応が分かれた。

石川自身も来年7月のMLBドラフトを視野に入れており、オリックスに正式に入団するかどうかについては「今後検討する」にとどめた。若き日本の逸材たちを求める球団は、国内だけではない。新たな時代の突入を予感させる動きとなった。【平山連】