星野流で自ら育て上げる。阪神藤川球児監督(45)が10月31日、大阪市内の阪神電鉄本社で秦雅夫オーナー(68)にシーズン終了の報告を行った。日本一は逃したが、史上最速で2年ぶりのリーグ優勝を達成。「まだまだ完成はしていないと思います。まだまだゴールではないです」。戦いの余韻に浸る間もなく、指揮官はチームとしてさらなる進化を誓った。阪神藤川監督の一問一答は以下の通り。
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-秦オーナーとのやりとりで印象に残っている言葉は
「私自身、監督として1年目で至らないところもあったんじゃないかというところもありましたけども、オーナーの方からは、本当に1年間、リーグ優勝、ありがとうございました、そういうお言葉をいただきました。阪神タイガースの歴史は90年になりますから、始まりはあれど今日で終わりではないですし、ゴールがない中で戦わせていただいていますから、道中ですね」
-90周年の節目でのリーグ優勝
「89年にわたる先輩方が残してきたこの阪神タイガースの歴史。強かったですし、弱い中でも地道に頑張り続けた先輩、それから厳しい視線が降り注がれる甲子園で悔し涙を流しながら戦ってきた先輩方を見てきました。悔しながら2位に敗れる、そんなチームを預かる監督さんの姿を見ました。その中で私がするべきことは、論より証拠。口で言うよりも行動で示すように、この監督を受けたと思ってこの1年戦いました。リーグ優勝の報告が今日できたというのは、言葉より行動を大事にした、その勝負に自分が打ち勝ったんじゃないかとは思います」
-右の速球派の台頭を求めていたが、シーズンを戦った中で感じたことか
「石井は本当に頑張ってくれたし、ドリスも頑張ってくれたし、ハートウィグも頑張ってくれましたけど。途中でやっぱり補強をしたわけだけれども、本来そこは育成していかないといけないところで、育成が間に合わなかったというところですね」
-日本シリーズの第2戦でデュプランティエを起用した狙いは
「その辺はもうご想像にお任せします。正解が出た場合には何も言われないところなんですね。シーズン中もそうだし、監督の就任を引き受けた時から目に見えないところでそういったことをやってきています。だから、いろんなところで楽しんでいただければいいのかなと。私は常に明日を見ています」
-ファンへメッセージ
「全国各地でどこに行ってもファンの方が熱い熱い応援をしてくれました。チームが物足りない時はすべて私に矢を向けていただいて結構です。それをもとに頑張れたからこそ、今日があります。日本一に届かなかったことも私の責任ですから、どんどんどんどん、今度は日本一になるための刺激をください」



