今季、国内フリーエージェント(FA)権を取得した阪神近本光司外野手(31)が、権利行使せずにチーム残留を決めた。申請期限最終日の11日、球団との10時間に及ぶ超ロング交渉で結論を伝えた。地元兵庫・淡路島出身でドラフト1位入団。強い虎のシンボルは、球団初のセ・リーグ連覇、そして黄金時代の中心として来年からも甲子園で暴れ続ける。契約は球団史上最大規模の5年総額25億円となった。(金額は推定)
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阪神近本一問一答
--球団の高評価を聞いて
「すごい成績を残せたかと言われると、そうではないと僕は思っている。これから引退に近づいてくるので、安定して常に期待に応えられる選手でいたい」
--チームメートに相談は
「話はします。こうした方がいいよとかというのは、選手それぞれ言っていましたけど、それも踏まえて自分で決めた決断です」
--この決断に至るまで
「めちゃくちゃ長かった。契約以外のことも話しましたし、自分の決断と思いと。本当に悩みました」
--プレー以外のことを考えるのは難しかった
「そうですね。細かいところとかが雑な性格もあるので。でも、これから先あと何年野球ができるか分からないので、モチベーション(の部分)を球団に伝える、と。いい経験ができたかなと思います」
--どのような姿を見せたい
「楽しく、新しいことに挑戦するところ。年齢を重ねるにつれて体も変わってくるけど、それも僕の野球人生。失敗もすると思うけど、きっと温かく見守ってくれると思うので」
--ファンも注目していた
「遅くなって申し訳ないという気持ちがあります。球団の方ともすごく話をしたので。僕の野球人生の中で…人生の中で、とても大事な1日でした」
--理事を務める一般社団法人「LINK UP」の活動は影響したか
「会社と家族のことはありますけど、今回はあくまで、僕がどこで野球したいか、どういう風になりたいか、どういう感情で野球をやりたいかをベースに決めました」



