股関節の違和感で出遅れていた楽天辰己涼介外野手(29)が今季実戦で初出場した。

2軍DeNA戦の4回の守備から中堅のポジションで途中出場。2打数1安打だった。「異次元の回復力と最速で、開幕にいけるかはわからないですけど、まずは日々、けが、病気なく過ごしていくことが大事。今日はすごく体も順調で、ハッピーな1日になりました」と話した。

2打席目となった9回に速球を中前にはじき返し、今季実戦初安打をマークした。「バッティングは自信を持ってオフシーズンからやってきた自負があった。きちんと143試合戦える体づくりをいろんな人の力でできているので、あとは1軍に上がって開幕スタメンの座を勝ち取れるようにアピールしたいです」と意気込んだ。

現在、開催中のWBCは視聴していないという。「正直、ほんまにもう見る余裕なくて。それぐらい自分のことに集中してやってますので、全くチェックはできてないんですけど、優勝してほしいなと思います」と侍ジャパンの2連覇を願った。

大勢の人々のサポートがあって実戦復帰できたことを強調した。「あんまり大きなけがをしてこなかったので、焦る気持ちもありましたけど、チームの皆さんとか、本当にいろんな人が理解してくれて。時間をかけて体のケア、トレーニングだったり、自分のペースでやらせてもらえた」と感謝した。

その上で「自分のために時間を費やしてくれている人がたくさんいるので、その人たちの思いも背負って、今日は無事に終えられたし、ヒットも出たし、勝手に1人で感動しています」と力を込めた。