開幕直前に支配下登録された西武冨士大和投手(19)が開幕2戦目でプロ初登板したが、1軍のきつい洗礼を浴びた。

4点リードされた6回に2番手として登板。しかし先頭の寺地に146キロ直球を安打されると、続くソトは追い込みながら独特の緩いチェンジアップを左翼席に運ばれる2ランに。

さらに池田の安打後、松川にも145キロ直球を鋭い右中間適時二塁打にされた。苦しい中で左翼席からは「冨士、頑張れ!」の声も飛んだが、9番小川には11球粘られた末に右前打。3失点し、なおも2人の走者を残し、1死も奪えずに降板。ほろ苦い1軍初登板となった。

冨士は大宮東(埼玉)から24年育成ドラフト1位でプロ入り。独特な投球フォームから繰り出される球威ある直球で、オープン戦ではDeNA牧からも直球で空振り三振を奪った。

試合後、西口文也監督(53)は「どれだけ早く自分有利のカウントで勝負していくかが大事になると思う。本人も悔しい思いが出ていたので、次はどういう投球をしてくれるか楽しみにしています」と巻き返しに期待をかけた。