オリックス九里亜蓮投手(34)が得意の本拠地、京セラドーム大阪で快投した。初回は先頭から2連続空振り三振で発進。2回は先頭安打を許したが三ゴロ併殺で切る抜けると、3回以降も毎回三振を積み上げながら無失点投球を継続させた。

今季から実戦投入した魔球ナックルも交え、9回まで毎回の12奪三振。広島時代の21年10月18日、阪神戦(甲子園)でマークした自己最多11を1つ上回る新記録を初の毎回奪三振で打ち立てた。「僕は三振を取る投手じゃない。ゾーンの中で1人1人としっかり勝負しながら1つ1つのアウトを積み重ねていけるようにやっていきたい」。9回132球4安打でパ・リーグ完封勝利一番乗りも決めた。

京セラドーム大阪では移籍1年目の昨季は13試合に登板して8勝1敗、防御率1・06。自身の開幕戦でも9勝目を積み上げた。また、昨年7月29日西武戦の6回から続ける無失点イニングも、37回2/3まで伸ばした。

大敗から一夜明けでの快勝に岸田監督も「亜蓮さまさま。本当に嫌な空気をあいつがバチッと止めてくれました。鉄腕亜蓮ですから」と最敬礼した。打線も7回にダメ押しの4得点。開幕カード勝ち越しへ一丸で再出発する。