「台湾のエース」は期待通りのスゴ腕だった。ソフトバンクの新外国人、徐若熙(シュー・ルオシー)投手(25)が来日初登板初先発で6回3安打無失点と好投し初勝利を挙げた。打線も6点を援護し、チームは3年ぶりの開幕5連勝を飾った。

初回は11球すべて150キロ超の直球でねじ伏せた。「全部捕手(海野)の配球で投げた」2回からはスライダー、得意のチェンジアップも解禁。6回1死一、二塁で、ここまで2安打を許している辰己を内角150キロで詰まらせ遊併殺。楽天打線に三塁も踏ませず6回86球でリリーフに託した。

デーゲームとはいえ気温9度、曇り空で時折小雨も降る寒さの中でも、寒さが苦手な台湾投手は「早めにアップして準備をしていた」と準備は万全。ヒーローインタビューでは「寒い中お越しいただきありがとうございました」とスタンドの鷹党を気遣った。

チームは23年以来の開幕5連勝。小久保監督は「すばらしい投球。昨年も中6日で3週(連続)がマックスだった。しっかり大事に育てる、起用していく」と、今季はフル回転させず休養を挟みながら、シーズンを乗り切らせる。3年15億円の大型契約でやってきた徐若熙の活躍は始まったばかりだ。【石橋隆雄】

【動画】徐若熙がキレ抜群のピッチング 来日初登板で初勝利!