オリックスのエスピノーザが来日3年目で初の完封劇を演じた。最終回2死二塁の場面。最後は6番小島大河捕手(22)をスライダーで空振り三振に仕留めた。「いい気分だよ。全球種を操ることができ、完封できたことはとてもうれしいよ」。9回110球を投じ5安打、7奪三振のシャットアウト勝利に上機嫌だった。
打線の打者33人と対戦し、初球ストライクは24人だった。「ファーストストライク取ることを一番目指していた」。5球以内での決着は29人。手元で動くツーシームに加え、チェンジアップ、ナックルカーブなどで緩急もつけた。三塁に走者を背負ったは8回の1度だけ。スイスイとテンポ良く投げ込んだ。
「間違いなくパワーの源になっているよ」。今年2月に第1子の長男が誕生。名前は日本にちなみ「ケンゾウ」と命名した。この日の登板前にフェイスタイムで「今日、いい投球をしてくるから」と誓った。父になって初めての先発登板でこれ以上ない結果。愛する家族への報告を楽しみに、帰りのバスに乗り込んだ。



