ヤクルト塩見泰隆外野手(32)が「5番右翼」で先発出場し活躍した。1軍戦でのプレーは24年5月11日の巨人戦以来2シーズンぶり。4回2死走者なしからの第2打席は左翼線への二塁打で今季初安打をマークした。

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ヤクルト塩見がまた走り出した。5番だったが、第1打席に入るとスタンドから、1番スタメン時の第1打席の登場曲が流れた。東京、中山競馬場でのG1レースで用いられるファンファーレ。同打席は三ゴロだったが第2、3打席で結果を残し、本拠地のような大歓声と拍手が送られた。

「ファンの皆さんから勇気や温かい言葉をいただくしそれが力になっている」

長い道のりだった。24年5月11日に左前十字靱帯(じんたい)と半月板を痛め手術。リハビリを経て復帰も、昨季開幕直前に再び負傷し4月に左前十字靱帯を手術した。その後実戦でプレーせず。これ以上同じ場所にメスは入れられないとあって「もうケガできない」とリハビリに励んだ。

「かなり苦しかったし心も折れそうなった。支えてくれた妻に感謝したいし、仲間から励ましの連絡をいただいて、何度も折れそうになったところをいろんな人に助けてもらった」

昨季まで2軍監督として見守っていた池山監督も試合前に「リハビリは本当に孤独。無事にスタートしてくれれば」と願っていた。ダービーウイークに1軍復帰し、ナインからは「よくダービーの前に上がってきたな」と口々に言われた。午(うま)年のペナントレースでリーグ首位の燕軍団をさらに加速させる。【塚本光】

【動画】ようやく!2年ぶりの帰還!ヤクルト塩見泰隆 センター前ヒットで今季初打点

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